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2016年 09月 23日
「マンモトーム生検」という言葉を、この時初めて聞いた。
看護師に呼ばれて、パンフレットを見せられながら検査の内容を説明される。 要は、疑わしい方の胸に部分麻酔をして、4mm程度の針をしこりに刺し、その細胞を吸引する検査みたいだ。 4mmって想像するとけっこう太いが、検査中より麻酔が切れた後の方が痛いらしい。 このときの看護師の言葉を借りると「プチ手術みたいなもので、費用も結構かかるんだけど」とのこと。 この際、そんなものをケチるつもりはない。 何せ、自分一人ではどうにもできないのだ。 「では、まず身長、体重を計測して、採血をしてきてもらってください」 と言われ、それらを実施する部屋へ行く。 どういうわけか3本採血されたが、いまだにこのときの採血の目的はよくわかっていない。 一応看護師に聞いてみたのだが、「なんでしょうね? 貧血の検査かな?」 だそうで。それだけなら3本要らないと思うんだけど・・・。 その後、外科に戻り、上半身を検査着に着替えてから、ベッドに横になって左腕から点滴を打たれた。 「これなんですか?」 と聞くと 「生理食塩水」 だそうだ。 万が一検査実施中に気分が悪くなったりしたら、薬を投与するためらしいのだけど、これも目的がよくわからなかった。 乳腺外科医に呼ばれ、再び診察室へ。 診察を受けたときと同じ椅子に座り、背中が倒れると、検査する右側の胸の下に枕のようなものを入れる。 右腕を上げておいてくれと言われた。 「抜歯したことありますか?」 と聞かれ 「10年ぐらい前が最後です」 と答えると、 「それぐらいの痛さよ」 だそう。ふむ。 首から下の部分にビニールクロスのようなものをかぶせられ、検査する胸だけがあらわになるような状態になった。 「では、麻酔うちます。気持ち悪くなったら言ってくださいね」 と医師に言われる。最初はちくっと痛かったが 「もう痛くないでしょ?」 と言われたころには本当に痛くなかった。 「では、ちょっと太い針を刺します。一瞬押されているような衝撃があるかもしれませんが、痛くないはずです。痛かったら言ってください」 と言われた。 ほとんど衝撃らしいものも感じなかった。 多分3分ぐらいで終わったと思う。 しこりの何か所かに針を刺しては細胞を吸引していたみたい。 こうやった方が、何度も針を刺さずに済むのだろう。 私がこの医師を信頼しようと思ったのはこの検査の時だった。 一切迷いがなく、言葉と施すことが本当に一致していたから。 経験値の高さを感じた。 吸引終了後は、針を刺した箇所を看護師さんが10分ぐらい圧迫する。 止血するためだろう。 圧迫されている間に、いくつか伝えられたことがあった。 結果は2週間ぐらいで出るけれど、お盆が挟まる時期なので少し遅くなってしまうかもしれないこと。 この日の夜はお風呂に入らないようにとのこと。 この日は、胸部を締め付けるようなコルセットのようなものを巻くので、それを外さずに寝ること。 念のため痛み止めを処方するので、麻酔が切れて痛くなったら服用すること。 翌日の朝、患部の消毒をするために来院してほしいこと。 「パジャマにはどうやって着替えればいいんですか?」 という間抜けな質問には 「その時はコルセットみたいなものを外していいわよ。直接巻くと肌に良くないからキャミソールか何かを着て、その上から巻いてね」と言われた。 もう一つ確認したことは 「海外旅行へ行く予定があるんですが、行ってきてもいいですか?」 「いーわよ。いつからいつまで?」 と聞かれ、予定を伝えるとその期間に検査結果が出た場合には旅の後に連絡をくれることになった。 さばさば医師がこのときだけは個人的なネタに興味を持ったのか 「どこへ行くの?」 と聞いてきた。 「ベトナム、ハノイです」 と答えると 「どうして?」 と突っ込んでくる 「短い休暇で楽しめて、行ったことが無いところがいいなと思ったもので」 と言うと、なるほどねだそうだ。 看護師さん曰く、さばさば医師も旅行が好きらしく、結構あちこち行っているみたい。 少し親近感がわく。 C病院での初診はこれで終わった。 新患外来を訪ねてから4時間ぐらい経過していた。 でも、触診、マンモグラフィ、エコー、マンモトーム生検を一度にできたのだからありがたいというべきだろう。 ほかの病院なら全部別々の日にされても不思議じゃない。 お会計はプチ手術というだけあって結構いいお値段になり28,000円ぐらい。 クレジットカードを使える病院で助かった。 自宅に帰って、しばらくしたら麻酔が切れてきたのか少し痛いなと思った。 確かに抜歯した時もこんな感じだったなと10年前のことを思い出したながら、痛み止めを飲んで寝た。 翌朝、針を刺されたあたりに貼られたガーゼの部分にラップを貼ってシャワーを浴びた。 言われたとおり、翌朝診察のために病院に出向き、医師が消毒してくれた。 コルセットのようなものはこの時点で外された。 針を刺された部分はほっとけばほとんど跡が残らなくなるという。 が、刺された針が太かったせいだろう。数日は小走りをするとちょっと痛かった。 ちょうど弘前ねぷたの頃だった。 つづく
by osechies
| 2016-09-23 18:50
| 乳がんとつきあう
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