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2016年 01月 29日
引っ越しを機に住居と家具をダウンサイジングした。
これは目に見えるもののダウンサイジングだけど、本当にダウンサイジングしたかったのは家計だ。 移住できたのは、それなりの収入を得られる仕事があったからだが、そうはいっても年収ベースで3割から4割のダウンが見込まれていたから。 普通に光熱費や生命保険料を払い、毎日3食を食べ、たまにお出かけするぐらいの生活はできる金額だけど、川崎で住んでいたマンションはローンを完済していたので、多くの家計で大きなウェイトを占める住居費が少なく済んでいたので、住宅を賃貸する弘前での生活費は川崎にいたころより増えることになった。 だから入ってくるインカムだけで生活したいと考えると、貯蓄に回せるお金は少なくなりそうだと容易に想像がついた。 でもでも、これは幸運かもしれないとも思った。 昨年よく耳にした「老後破産」に至る理由の一つは、現役時代の生活を老後も続けてしまうからだろう。 年金収入はたいていの場合、現役時代より少ないわけだから。 ものすごく長生きしたいなんて思わないけど、普通に生き延びたら60歳以降の生活が下手すると30年ぐらいあるわけで、この先年金支給開始年齢が繰り下げなんてことになったら、老後に無収入な時期があることも想定しておかなくてはならない。 そんなわけで、今からスリムな家計にしておけばいいんじゃないかと思ったのだ。 そして、地方への移住はそのいいきっかけになったと思う。 さて、こんなとき、大昔に勉強してとったCFPという資格は役に立つ。 家計を見直すときに何をしなければいけないかが分かっているから。 そして、一度にあれこれ欲張ってはいけない。 それはハードランディング。 いずれどこかでひずみがでる。 加えて、新天地での生活で新たに遭遇すること、必要になってくるものも出てくるだろうと思った。 これは小さなころから父の仕事の都合で引っ越しが多かった故、身についた習慣である。 日本には四季というものがあることを考慮に入れ、最初の1年で収入と支出を確認しながら、生活の変化がどこにどのように現れるのかを検証していこうと思った。 これぐらいの時間的余裕は必要だと思う。 (パンは買うより自宅で焼くことの方が多くなった。これも変化の一つ。)
つづく
by osechies
| 2016-01-29 18:50
| 幸せなお金の使い方
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