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2014年 07月 21日
東日本大震災以降、意識して東北を訪ねる旅をしている。
自分の出身地だからということもあるけれど、純粋に旅が好きなのと、結果として東北にお金が落ちればささやかにでも復興支援になるんじゃないかと思っているから。 2011年は福島県、2012年は宮城県、2013年は岩手県を訪ねた。 この3県は被災地なので優先したかった。 青森県は自分の実家があるところだから、年に1度ぐらいは行く場所。 震災以降訪ねていないのは東北で残っているのは秋田県と山形県だけになり、今回選んだのは秋田県。 なぜなら47都道府県すべてに足を運んだことがある私が一番ご無沙汰しているのが秋田県だからだ。 数えたら26年ぶり。 当時いくつだったかはいうまい・・・(誰も知りたくないか)。 秋田県に行ってみたい理由がもう一つあった。 いつ知ったか正確に覚えていないが、秋田県が稲庭うどんの産地だと知り、中でも皇室献上品を作ってきた七代佐藤養助の総本店で一度食べてみたいとかねてから思っていたから。 とはいえ、秋田県にうどんを食べるためだけに行くのはちょっともったいないので、ほかに何をしようか地図をたどり、webを使ってあれこれ調査。 佐藤養助総本店がある湯沢市はかつてはかまくらで、今は焼きそばで有名な横手市の南に位置している。 なるほど、これは焼きそばも食べてみたいじゃないか。 秋田県に前回行ったときは、田沢湖と角館だけだったので、今回はできれば日本海側にも行ってみたい。 交通手段をどうするか考えていたら、東北新幹線の北上駅の近くに秋田自動車道のICがあり、これを使えば横手も秋田もアクセスがいい。 よって、北上まで新幹線を使い、そこからレンタカーで移動することにした。 さらに、サッカー好きの血が騒ぐ。 秋田にはJ3に所属するブラウブリッツ秋田というクラブチームがある。 旅の日程中に試合がないかなぁと思っていたら、ピッタリのタイミングで秋田市内でのゲームがあり、ついでなんでこれも観戦することにした。 金曜日の夜、東北新幹線で北上駅へ。 23時過ぎに到着し、駅前のホテルにチェックイン。 こんな時間なので寝れればOKだから、安宿に泊まる。 このタイミングで移動してしておくと、翌朝から現地で行動できるので、時間を有効に使える。 どうせ金曜日の夜は、自宅にまっすぐ帰ったとしてものんびり過ごしてしまうので、その時間を移動に充てればよいだけ。 翌日、駅前でレンタカーを借り、まずは湯沢市へ。 ほとんどが対面通行だし、3連休で人手が多くてもよさそうなものだが、秋田自動車道はガラガラ。 途中SAに寄ったりしながらのんびり2時間ほどの快適ドライブで、午前11時前に佐藤養助総本店に到着。 開店が11時なのでちょうどいいタイミングだった。 11時前だがお店に入れてくれて、念願のうどんをオーダー。 待つこと10分ほどで、運ばれてきた。 うどんに透明感を感じたのは初めてかもしれない。 本当においしい。 ボキャブラリーが少なくて大変申し訳ないが、それしか表現できる言葉が見つからない。 総本店には、うどんを作る工程を見学できる場所と、お土産を買える場所がある。 当然購入。 麺だけなら、東京で買えるところはたくさんあるのだけど、直営店でしか買えないお徳用の麺があり、850gとちょっと重いが思い切って買うことにした。 小さな袋に入っているのは、食事をしたり、お土産を買うとサービスでつけてくれるうどんのきれっぱし。 冬にお鍋をするときとかに使おうかなと思っている。
by osechies
| 2014-07-21 17:10
| 旅で幸せ
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